先日破産法(日本の会社更生法に相当すると言って良いでしょうか)を申請したコダック
かつては35mmで印刷原稿として通用するのは外式のコダクロームだけ、取材などで扱いが
大きくないものはエクタクロームで良いけどそれなりの扱いをするのならコダクロームというのが
あたりまえでした、そしてフジ?ポジも有るみたいだけど使えるのという感じでした
その後フジクロームも改良されベルビアのようなフィルムもできテスト用のインスタントフィルムも
ポラロイドよりフォトラマとなりフジとコダックが逆転してポラロイドは無くなりコダックのフィルムも
無くなるかもしれません。
この写真はタイトルのように80年代の後半に撮ったもの、この時の撮影は35mmがメインだった
のですがB2まで伸ばす為に保険で67でも押さえておいてほしいと言われ、たまたまその時に
新発売されたPKRの120をテストがてら撮影したものです。
安価なスキャンニングとブログ掲載の為のリサイズでこのフィルムの真価は全く発揮されて
いませんが現像から上がったフィルムをルーペで見た時は、これは凄いなと思ったものでした
ただコストや現像が横浜送りとなるためその後使う事は無かったのですが万人受けする色調では
無い、例えて言うなら高いワインが普通に飲むには重くてシブかったりするような所がありますが
使う機会があれば使いたいと思っていたうちに無くなってしまいました。
モデルさんのメイクとかヘアはなんせ20年以上前の事なので割り引いてみて下さいね。
カメラはマミヤRZ67 トリミングの余地を残して撮影しているので少々トリミングしています。
↧
Kodak PKR 64 120で着物 1986〜7年頃
↧